映画ファイヤーウォールを鑑賞

ファイヤーウォールという映画のDVDを借りてきました。
本当は別のものを借りるつもりでレンタル屋に行ったのですが、たまたま見つけたDVDの映画タイトルに惹かれて、つい手を伸ばしていました。

ファイヤーウォールとは2006年に公開されたハリソン・フォード主演のアメリカ映画で、
銀行に勤めるセキュリティエンジニアが、強盗に家族を人質に取られて、自ら構築したセキュリティを破るよう命令されお金があっちこっちに動いていく……
と、言った内容です。

コンピュータやインターネットが普及した現在、ハッキングを題材とした映画やドラマはたくさんありますが、どれもいまいち現実味がありませんでした。

ハッキングをパソコン一台いじってるだけで行うなんて不可能です。
ましてや、大企業や政府のコンピュータをのっとるなんてことになるとなおさらです。

でも、映画やドラマではそういった行為をサラッとやりのけてしまうのです。

インターネットに飛び交う情報は全て監視されていると言っても良い昨今において、完全なハッキング行為はもはや不可能なのではないかと思います。
システムに致命的なセキュリティーフォールが存在すれば別かもしれませんが、今の時代、大事な情報を管理する機関は堅牢な体制を築いているでしょうし。

そういった意味では、このファイヤーウォールという映画の内容は筋が通ってたように思います。
内部に侵入して、システムに精通しているエンジニアを脅迫する…
もはや、この方法しかないでしょう。

でも結局最後は犯人の野望は砕かれる…
今のサイバー犯罪の結末は全て、このように失敗で終わると思います。