暗号化されたRARファイルの解読

暗号化されたRARファイルが、ハードディスクを整理していた途中に出てきました。
大したファイルじゃないのですがそれなりのファイルサイズだったので、圧縮して一応暗号化しておいたRARファイルです。

そしてそのRARファイルをいざ開こうとしたら、案の定パスワードを忘れてしまい、CRCエラーで解凍できないといった状況に。。
そのファイルがどうしても必要というわけでないので、それならそれでよかったのですが、解凍できるならできた方が良いので、少し抵抗してみました。

方法は、RARファイルの暗号化解読ツールを使い、考えられる文字列を総当たりでパスワード認証に投げていく、といった感じです。

その解読方法、、
今の高スペックのパソコンなら意外と何とかしてくれそうな気がしたのですが、やはり無理そうです。。

20時間、そのツールを動かして試みたパスワード認証の回数は約150000回。
一秒間に2回が平均レートです。

アルファベット小文字だけの合計26文字。
その組み合わせを1桁から行い、現在4桁の途中。

パスワードの桁数は4桁、5桁ではなく、もう少し長くしたことは覚えています。
といっても、何桁にしたかを正しく覚えていません。

もはや解読は絶望的のようです。
4桁目はとにかく、5桁目の全ての組み合わせを試すのに単純計算で2ヵ月以上かかってしまいますから。。
6桁、7桁となると・・・

辞書ファイルを使うという方法もあるようですが、それでも総当たりで解読できる可能性は現実的に極めて低いですね。

シルバーウイーク中のひとつの思い出ということで、素直に諦めます。。

そういえば、少し前に見たブラッティーマンデーというドラマで、主人公が暗号化されたファイルのパスワードを解読するシーンがあり、、
それも総当たりで行う方法をとっていたのですが、分散コンピューティングとかいって、世界中のパソコンのCPU資源を借りて一瞬で解読してました。

あの主人公はいったいいくつのパソコンにバックドアをしかけているというのでしょう。。